上海での年末行事に。

年末年始を海外で過ごすことが多いのですが、ある年は上海に行きました。上海のバンド(外灘)と呼ばれる地区は大きな公園で、市中を流れる大きな川に面しているのですが、その公園で年越しイベントが行われるという噂を現地で耳にしました。
上海市が正式に発表しているのではなく、あくまでそう言われているだけですが、川の対岸に花火が上がるかも?などと勝手に期待した私と夫は大みそかの夜、いそいそとホテルをあとにし外灘まで30分余りの道のりを歩き始めました。

しばらく歩くと、外灘に向かう方向にどんどん人が増えていきます。
昼間歩いた道に、先ほどはなかった露店がいつの間にかたくさん店を広げていますし、ピンクや黄色の蛍光色にひかるカチューシャなどまで売っています。
それを頭につけている人をちらほら見かけながら、「だんだんイベントに向けて盛り上がってきてるね」などと夫と話していました。
本当に寒い夜で、しかも風が出始めましたので、しっかり厚着した上にホッカイロまで張ってきたのにまだ震えるほどでした。
温かい飲みものでも買おう、とコンビニに寄ってみれば、みな同じことを考えるらしく人でごった返していました。
コンビニを出ればまたどんどん増える人の流れに押し流されるように歩き続けました。
そんなこんなでなんとか外灘までたどり着けば、もうすでに黒山の人だかりでした。
しかもあとからあとから人が詰めかけ、どんどん押されてついに川岸が見えるところまで来てしまいました。
結果的に対岸が見えるところまで来ましたので、「もし花火が上がったら見やすいね」と夫と笑いました。ただその花火が日本人のイメージしていた花火ではなくただのうるさい爆竹のみ( ;∀;)
こんなのなら日本でカニ取り寄せてゆっくり紅白歌合戦でも見ていたほうがましだったと思いました。年末お正月は日本でゆっくりとしていたほうがいいや。
今では笑い話になっています。うちではカニが大好物ですからね。